2002年12月18日、墨湖港駅から帰道につく

墨湖港駅を訪ねたあとには承富を始めでチュ田・旌善・艮ヒョンなどを経由して帰りました。
旅程のほとんどが夜間だったので写真も露出不足とかで暗く。
加工(明度の調節)をしたものが多いです、あしからず。

〜承富で〜

地元客の荷物

承富駅のホームにある小さい待合室にはこのように地元の得意様の
乗客たちが荷物を置いていってくることが日常茶飯事で、
まさに一昔前の日本の地方私鉄の風貌のようです。

駅名標

「灯下不明」とも言われますが、ホームの照明灯に付けられている
この駅名標はまさに通りでよく見えません。

〜列車内で〜

13845号

榮州発・鐵岩経由・堤川行きの1246レに編成されていた統一号客車13845号の号車札と
メーカープレート。造船公社(韓進重工業の前身)・1981年製造です。この車輌も、
統一客車の全廃によって05年に廃車されました。

運行中に座席の上に立って撮ったので揺れたのは仕方ありません。

〜チュ田で〜

駅舎

夜のチュ田駅舎。急勾配で運転注意区域に指定され後補機を連結して運転する
この区間では、夜になってなお緊張感ある勤務状況になり、
駅員さんたちも乗務員さんたちも油断する暇はありません。

855m

前に来たときには昼の観光列車の賑やかな雰囲気の中で撮ったんですが、
今度は夜の各停列車から降った唯一の乗客として寂しく(?)撮ったんです。
(車掌氏&駅員氏の異口同音:「ここで降りるんですか?」)

※.写真を撮りますと言うとわざわざ照明をつけてくれました。どうもありがとうございました。


〜旌善線で〜

甑山駅

02:15に始発旅客列車(1541レ)がある、かなり特異な甑山駅の駅舎です。
この一帯の中心地にありますが駅前広場は明かりが少なく、暗かったんです。
「暗くて駅舎の形が見えんぞ、コラ」という方は
コイツを参照してください。

東海方面の線路

1541レの内部から撮った旌善駅の駅名標です。次の駅は羅田駅だと書いていますが、
当時には台風の被害で不通でした。正直、旌善〜九切里区間の存在意義があるか…

旌善駅

1541レが02:48に旌善に到着すると旌善駅の業務は一段落され、駅舎を施錠して
内部照明も全部落とします。写真があまりにも暗くて明度を調節した結果がこうなんで…
原本はなにも見えないからそれよりはましですが。

11035号a

現在、旌善線には内外に飾りをした客車と電源車が固定編成され運転されています。
客車の11035号は古い無窮花号特室車を改造したもので、その内部はこんな感じです。

サボ

1541レのサボ。矢印が両方向になっていて面を反す必要がありません(裏面には多分「甑山←→九切里」?)。

99268号

旌善線には内外に飾りをした客車と電源車が固定編成され運行しています。
コイツは電源車の99268号ですが、流線型なので古い形態(側面が平面)の11035号と
編成するにはちょっと勿体無いと思います。

11035号

コチラは客車の11035号で、古い無窮花号特室客車を改造したものです。
従って形態が古い(側面が平面)です。まさか唐栄製車輌だとか?
(実際は現代精工製らしいです)

〜艮ヒョンで〜

駅名標

艮ヒョン駅の駅名標。艮ヒョンは近所の遊園地が有名で、
大学生たちのMTコースとしても人気があります。

駅舎

艮ヒョン駅の駅舎です。出口が駅舎の外(写真では右側)にあるのが目立つ所だと言えます。

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