2005年 ともえのウィーン、イタリア旅行5
春のイタリアとマーラ・ザンピエ
リ女史


旅の6日目、4月28日は、この旅のもうひとつの目的、マーラ・ザンピエリさんとの会見です。
マーラ・ザンピエリといえば、70年代頃からベルリン、ウィーンを初めとする世界の一流劇場でプリマドンナをつとめてきた大ソプラノ歌手ですが、実は岡崎他加子さんの師事している先生でもあります。

 
マーラ・ザンピエリさんとの会合

 

会見場所のカフェの近くのガリヴァルディ広場。 広場の近くのお花屋さんで花束を調達。
お花の質はとても良いけど、日本の花束に比べると、かなり大雑把…イタリアらしい(^^;)
このお花は大のザンピエリ・ファンでもある同行者のT氏が贈呈しました。
ガリヴァルディ広場のすぐ近くにパドヴァ大学があり、ちょうど卒業シーズン。
大学前の通りでは、こんな情景が展開されていて驚きました。
卒業試験を終えた学生を囲んで友人たちがやりたい放題の悪ふざけをする習慣があるようです。
女装の下着姿にされてしまった卒業生は、それでもとっても楽しそうでした。(^^;)
知らない人がこれを見たら、パドヴァの大学はさぞかしおかしな大学だと思ってしまうでしょうね〜
カフェSrariatiでマーラ・ザンピエリさんと。
私も実際にお会いするのは初めてでしたが、それまでにいろいろ交流があったのでお人柄はある程度知っていました。しかし、こんなに飾らないフランクな方とは…
なぜか私の背骨を折ろうとしていらっしゃる現場です。(笑)

このカフェでは、カフェラテとミルフィーユをご馳走になりました。
これが、甘さ控えめで、とてもおいしかった!
ワンちゃんたちを散歩させながら、マーラさんのおうちまで行きました。
素敵な音楽室をお持ちです。ここでミニコンサートなども催されるとか。
この天井の高さがうらやましいです。

公演でのマーラさんのスナップ。(右端)
さすが、舞台では大歌手の貫禄ですね。
この美人さん達はマーラさんのワンちゃんで、マノンとミニー。ミニダックスの母娘です。
マーラさんが大好きなプッチーニのオペラのヒロインの名前をもらっています。
マノンのご亭主はもう亡くなられたのですが、名前はジャコモといいました。
まさに、プッチーニ一家ですね。



このあと、有名なサン・アントニオ教会を見学。由緒あるロマネスク〜ゴシック建築で、長い歴史を展示物でたどることが出来ます。
参観者は観光客というよりも敬虔な信者の方が多い感じでした。(館内撮影不可のため、写真なし)
聖人サン・アントニオは、病気や怪我を治した奇跡でも有名で、今も病気などの平癒願いで参拝する人が多いそうです。
いろいろな国の言語で書かれたパンフレットも置いてあり、日本語の物もありました。

一旦、ホテルに帰って休んだ後、お夕食は他加子さんおすすめのパドヴァ郊外のレストランDOTTOで。

 
レストラン DOTTO
 
ここは、フランコさんが小さい時によく連れて来てもらった
レストランだとか。昔、ご両親はこの近くにお住まいだったそ
うです。
  ↑給仕のおじさんもとても素敵でした〜
改装された後もシックな内装です。
ここは、伝統的なパドヴァの郷土料理が中心のお店。
お肉のお料理が豊富です。



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