2004年 2月 23日, 儀旺駅

いつものように入り換えの働きをしていたその日だったんですが、
側線に留置されていた70846号を発見し、ちょうどよく持ってきたデジカメで撮ることにしました。

70846号 全景

70000号台はコンテナ専用車(2TEU)の番号台であるが、この70846号はコンテナ兼平板車ながらも
車号は70000号台である、変則的なナンバリングの車輌であります。

さて、70000号台は青い新塗色、または赤茶色の旧塗色なのが一般的ですが、70846号は「黄色」塗色をしています。
ちなみに現在(04年04月)基準で赤茶色の旧塗色は70001〜70334号と70336〜70749号に、
青い新塗色は70335号と70750〜70845号に適用されています(70000号台は70098〜100が欠番で70001〜70846)。

70846号 銘板

メーカー銘板を見ても普通見かける「Rotem」の以外に「(社)韓国鉄道車輌エンジニアリング」という表記が
追加にあることが判ります。詳細はわかりませんが、なんかの実験次元で作った車輌ではないかと考えられます。

70846号 車号・ロゴ

70846号の車号とロゴですが、車号は旧塗色の70400号台でよく見かける書体の太字仕様で、
書体が新塗色車のものとは違います。そしてKNRロゴも新塗色車と違い、旧ロゴがウレタン?で付いています。
70750号が2003年9月製作ですが、この70846号は2003年2月製作であり、その関係でロゴが旧ロゴではないかと思われます。

70846号 車内?

70846号の一応、車内(?)です。至って平凡なコンテナ兼平板車の車内(と言える?)ですが、
71000号台や763000号台とは違い、コンテナ固定金具あたりも鉄板ではなく、木製で作られています。

続いてオマケで近所に留置されていた有蓋貨車20887号を撮って見ました。
20887号はデザインが好評である所謂「20838系」の車輌で、サイバーネチックなデザインは私も気に入りです。

20887号 全景

車号が2ヶ所に付いているのが特徴なら特徴です。

20887号 車号・ロゴ

20887号は新CIのロゴと車号が付いています。こういうタイプの看板型車号板・ロゴ板(?)は
新CIが適用されたバルク車でもよく見かけます。

20887号 銘板(1)

20887号、他の「20838系」のメーカーは「太陽金属」(現在は「太陽重工業」に社名変更)で、
有蓋貨車のほかにバルク車も大勢生産したメーカーです。

個人的には太陽重工業製の客車が出たら面白いなと思っています。

20887号 銘板(2)

こちらは…台車部分のメーカー銘板です。「2003年6月 製作」の文句がはっきり見えます。

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