2006年04月05日、東交信号場跡地

忘憂〜陶農に所在する東交(信)は、開業以来長い間、黒子に徹しつづけてきました。
しかし、中央線の複線化による線路切替のためにその任をおわり、05年12月16日付きで廃止され、
その代わりに2.2km西に養源駅が、1km東に九里駅が開業することに至りました。

そこでその後を窺がうため、直接その跡地を訪ねました。

時間はすでに廃止からおおよそ4ヶ月が経ち、旧線の撤去がかなり進まれていました。
この東交信号場も例外ではなく、線路はおろか駅舎さえ訪問した視点ですでに撤去されていました。

撮影位置

↑以下の各写真の撮影位置・方向を表示した略図です。

駅舎跡地
駅舎はすでに撤去され、ただの更地になっていました。
駅舎への小道
駅舎への小道はそのまんまでした。
東倉踏切
構内の東倉踏切もその任を終わっています。
もう列車は来ないんだから往来し放題!
工事車輌らしきトラックも駐車されています。
レールがなくなった踏切
踏切の線路のレールは剥がされ、
ガードレールだけが残されました。
 
上り
東倉踏切から見た忘憂方面。
もともとは平坦なのにいきなり上勾配が?!
下り
東倉踏切から見た陶農方面。
道路としてでも転用するのでしょうか?
下り_左
写真「F」の左側。踏み切りから撤去された廃PC枕木が。
下り_右
写真「F」の右側。こちらは簡易ゴミ捨て場化されています。
レール置き場?
撤去されたレールが山ほど置かれています。
他所で第2のレール生を送れるように。
枕木置き場?(1)
すぐそばには撤去された木枕木が山ほどでした。
枕木はやはり廃棄?
枕木置き場?(2)
もうちょっと行くとまた枕木置き場が。
レールに比べて多い気がしません?
バラスト
レールも枕木も撤去されたあとには、
バラストだけがさびしく残されています。
撤去された防音壁
防音壁もやはり不要になり撤去されました。
旧線の鉄橋(?)
旧線の橋梁。果たしてどうなるのでしょうか?
新線と旧線
立派な複線鉄橋の新線(手前)と、
単線のコンクリート橋梁の旧線(奥)
新線
新線は鉄橋を通過してすぐトンネルに入り、
まっすぐ養源を目指します。
新線と旧線の合流点
東側の新線と旧線の合流点。
既存線を活用した部分も高架化されました。
合流点から忘憂方面
合流点から見た忘憂方面。
一番奥あたりが東交(信)跡地。
地図

おまけで…新線と旧線が描かれている地元バス亭の地図です。


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