2004年 7月 9日, 五峰駅

昔には貨物列車の最後尾によく連結されていたが、今は珍しくなった車掌車が五峰駅にやってきましたので写真をとってみました。
*.携帯電話のカメラで取った写真ですので、よく撮れたとは世辞にもいえません。悪しからず。

87039号 全景

現在、車掌車は「車掌」が乗るよりは護送人つきの貨物で護送人を乗せるため使われています。
コイツも軍の貨物(レーダーらしきものだったけど)を載せた長物車と一緒に来て、中継されるまで留置されているのです。
実際、内部には軍人さんが一人、搭乗していました。

さっそく内部に入って見ました。

87039号 内部

写真ではわかりづらいですが、内部にはいろいろなゴミが散らされており、どうも長時間乗っていれる場所とは到底いえませんでした。
車輌基地ではきちんと掃除はしているのでしょうか? ちなみにこの87039号は2000年に新製された、4年しかなっていない若い車輌です。

87039号 燃料タンク

内部の真中には暖炉が設置されていますが、そいつの燃料タンクは内部写真の手前の扉の後ろに設置されています。

87039号 配電盤

配電盤は便所のそばにあります。言うまでもなく、内部照明のためです。

87039号 便所

便所です。内部写真では左の奥に見えます。日本ではヨ5000の便所に後に廃鎖したと聞いたんですが、
この便所も同じ問題があり、タンクがなくそのまま排泄物を散す構造のため、こまめに掃除しないと…(下略)
実際に内部の写真を撮るためにドアを少し開けたんですが、その瞬間、窒息死するかとおもいました。
もちろん、便所内部の撮影を諦めたのは言うまでもありません。

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