2003年 7月 23日, 秋風嶺駅
*.「c4user」と書かれた写真は同行してくださったc4userさんが撮ったものです
この日は京釜線の小駅、秋風嶺駅の新駅舎の竣工式があり、それを参観に行ってきました。
先日に亀尾まで行って当日に#1112で行くことにしました。
9時20分に秋風嶺駅に着いたが、外地からの客は私とc4userさんの二人だけでした。
式は10時30分からだったので、まだ人気の少ない、行事準備中の駅舎の周りをフラフラしました。
1月の新CIの発表以降、新CIが拡散される過程で、この時期に完工されたここも例外ではなかったんです。
小さいローカル駅とはいえ、61年ぶりの駅舎新築は田舎であるここの地域社会ではかなりの意味があることらしいです。
早速、駅舎の内部に入って見ました。
内部はあまり広いとは言えないものの、広く見えさせるため工夫されていました。
ちなみに秋風嶺駅は1日2往復の統一号が停車するだけのちょ〜ローカル駅です。
(この立派な駅舎が惜しかったのか、後で無窮花号が1往復停車するようになりました)
フラフラしてるうちに時間は式の時間になり、いよいよ竣工式が始まりました。
一応地域の重要な人々が来たはずですが、来賓紹介を聞きながら笑いを堪忍するのがタイヘンでした。
郡守が出張中でしたので副郡守、地域の国会議員が海外に行ったためその奥さんなどの、
ちょっと変わった感じの来賓でした。全体参席人員は80名ぐらいで、総人口が2500名ぐらいの
秋風嶺面(日本の村にあたる)にしては大きい行事といえるでしょう。
テープカッテイングの側では地元の人々が「プンムルノリ」で行事を盛り上っていました。
本行事もそろそろ終わり、駅舎の側の構内で食事会になり、そこで食事を済ませました。
この秋風嶺は昔から険しい通路であり、SL時代には機関車の取り替え駅として重要な役割の場所でした。
だが、それは過去の栄光で、現在にはいたって静かなローカルな駅です。